国際結婚詐欺と永住権
■国際結婚詐欺と永住権
海外に移住したいから、海外で仕事をしたいからと言った理由で国際結婚での詐欺をする人たちが昔は多くいました。
特に日本では働ければいい稼ぎになるので、自分の国を離れ、日本人と結婚するといった出稼ぎの人もいたようです。
もし国際結婚をしただけで、相手の国の国籍がもらえてしまえば、国際結婚における詐欺が増える一方です。
国際結婚をしても、国籍が変わらないというのは詐欺防止の一つでもあります。また国際結婚をしたからといって、すぐに永住権をもらえないのも国際結婚における詐欺の防止の意味もあります。
永住権が取得できれば、国籍変更や選挙権はないものの、その国籍の人とほぼ同様の暮らしができます。
もちろん永住権を取得出来れば、仕事もできます。国際結婚における詐欺の防止の意味もあり、アメリカの永住権、カナダの永住権は取得まで時間とお金と多くの書類などが必要になります。
健康診断や警察の無罪証明書などの書類から始まり、結婚相手との出会いや写真の添付まで多くの情報を提供する必要があるのです。
多民族国家であるアメリカやカナダは、多くの移民から成り立つ国でもあります。
だからといってすべての人を受け入れるわけではありません。自分の国を守る観点からも、チェックの目は厳しいです。とくにアメリカは同時多発テロ以降、より一層厳しくなったと言われています。
国際結婚の詐欺などと間違われる心配はないと思いますが、もし永住権を申請する予定であればできる限りの情報を提供するといいでしょう。
両家の写った結婚式の写真はもとより、出会いや経緯などプラスとなる情報は多い方がいいですよね。