国際結婚における結婚式の選び方
■国際結婚における結婚式の選び方
国際結婚をすることとなった場合、日本で結婚式をするか、もしくは相手の国で結婚式をするか迷うことと思います。
それぞれの良さがありますし、違いがあると思います。私の場合、日本で結婚式を挙げました。
ウェディングプランを組む段階で、形式張った難しいものではなく、両家が文化や言葉を越えて、家族になる喜びが感じられるようにアットホームな結婚式を理想の形としました。
人前式と披露宴は続けて行い、誓いの言葉には私が日本語、主人が母国語を選びました。
長い乾杯の挨拶や、二人の経歴や余興などは省き、言葉や通訳なしにお互いが祝福するための時間になるよう心がけました。
言葉を越えて通じる音楽にはポイントを置き、演奏家を呼んで生で演奏して頂くようにしました。
言葉がなくても、音楽が流れているだけで自然で、音のない緊張感を省くための配慮でもあります。
もちろん、日本で結婚式をする方々の中で、白無垢に袴といった日本の伝統を好んで行う人もいます。日本らしい和装でする結婚式もまた素敵だと思います。
いずれにしても、二人で選んでお互いが納得できるものであれば、ご両親もよろこんでくれることでしょう。
海外での結婚式の場合、多くは身内でのお披露目パーティーがあったり、教会での式であったりします。それは相手の宗教や環境にもよりますので、よくパートナーと話し合い、自分もどのようなものか把握しておくことが大切です。
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そもそも「結婚」といったもの自体、欧米では少なくなっています。事実上の結婚をしなくてもお互いをパートナーとして生活している方が多いので、結婚式といった形も少なくなっているようです。
ともあれ人生の晴れ舞台である結婚式。国を越えて結婚を決めた二人の門出が素晴らしいものとなるといいですね。